「ひとりでトリミングサロンを開業したいけど、本当にやっていけるんだろうか…」
これは、私が何度も頭の中で繰り返していた言葉です。
今でこそ、週休2日ベースで働きながら年商900万円超のペースまで来ましたが、
最初からそんな未来が見えていたわけではありません。
むしろ開業前は、不安の方がずっと大きかったです。
今回は、私が
「ひとりで開業したい。でも怖い」
と本気で悩んでいた頃の話を書いてみます。
25歳で心が折れて、20代後半はかなり迷走していました
高校卒業後、私はデザイン会社に就職しました。
毎日チラシを作る仕事で、最初はそれなりにやりがいも感じていました。
でも、現実はかなりきつかったです。
徹夜は当たり前。
上司の無理難題に応えられないと、長時間立たされたまま説教されることもありました。
心も体も限界で、25歳で退職。
そこからは掛け持ちバイト生活でした。
長時間働いても生活はギリギリで、人生にあまり希望を持てなかった時期です。
姉の一言で、「開業」という道が少し現実味を帯びた
27歳のとき、姉から
「いずれドッグカフェをやりたいから、トリマーになってみたら?」
と言われました。
その時は半信半疑でしたが、
「自分の手で仕事が完結するっていいかもしれない」
と思ったのを覚えています。
そこから、昼はトリミング専門学校に通い、夜は働く生活を2年続けました。
卒業後は市内の店舗で勤務し、その後31歳で姉のドッグカフェで雇われ店長として働くようになりました。
仕事は嫌いじゃなかった。でも、精神的にはかなりしんどかった
トリミングの仕事自体は好きでしたし、お客さんもついてくれていました。
ただ、どうしてもきつかったのが姉との関係でした。
約束を平気で破る。
それを正論のように押し通そうとする。
反論すれば、別の形でこちらが不利になるようなことをされる。
そういうことが積み重なって、
だんだん
「自分は監視されているような感覚」
が強くなっていきました。
その頃にはもう、
「ひとりでやった方が、穏やかに生きていけるんじゃないか」
と思うようになっていました。
それでも、独立はやっぱり怖かった
開業したい気持ちが固まってからも、不安はずっとありました。
- 本当にお客さんが来てくれるのか
- 自分に経営なんてできるのか
- 家族を養っていけるのか
- 失敗したらどうするのか
このあたりは、かなり何度も考えました。
しかも、当時は貯金に余裕があったわけではありません。
借金もしたくありませんでした。
頼れたのは、20歳の頃から積み立てていた保険の解約返戻金くらいでした。
だからこそ、
「もしやるなら、ちゃんと準備しないと危ない」
という感覚も強かったです。
37歳で開業。最初の1年は、やっぱりしんどかった
最終的に、37歳の年に開業に踏み切りました。
ただ、開業したからすぐ楽になったわけではありません。
最初の1年は、正直かなりしんどかったです。
収入も安定していたわけではなく、運転資金で補填しながら営業していました。
それでも、少しずつ以前のお客さんが戻ってきてくれて、
口コミで新規のお客さんも増えていきました。
今では、週休2日ベースで働きながら、年商900万円超のペースで安定しています。
無理をしすぎず、自分のペースで働きながら、ちゃんと生活できる形が作れてきました。
「開業が怖い」と思うのは、普通のことです
ここまで読んで、
「いや、やっぱり怖いな」
と思った方もいるかもしれません。
でもそれは、かなり自然なことだと思います。
私自身、開業前はずっと怖かったです。
不安がゼロの状態で独立したわけではありません。
ただ、今振り返ると、
怖さがあっても進めた理由はひとつで、
やるべきことを一つずつ整理していったから
だと思っています。
特別な才能があったわけでも、人脈があったわけでもありません。
ただ、感情だけで突っ走るのではなく、必要な準備を一つずつ進めていった。
それが結果的に、今につながっています。
まずは、開業前に何を整理しておけばいいか見ておきたい方へ
ここまで読んで、
「自分も独立は気になるけど、本当にやっていけるのか不安」
と感じた方もいるかもしれません。
そんな方のために、開業前に何をどの順番で考えておくと動きやすいかを整理した
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